埼玉県秩父市で唯一の養蚕農家(養蚕業)
影森養蚕所2000年の時を超えて絹文化が
育まれる秩父の地から
現代に融合する養蚕を発信

秩父市唯一の養蚕農家
Only sericulture farmer in Chichibu City

埼玉県秩父市拠点の5代目養蚕農家。生糸や昆虫食、化粧品、秩父銘仙、秩父太織など「誰かに必要とされる養蚕」を目指し、地域循環型養蚕を実践している。

A 5th generation sericulture farmer based in Chichibu City, Saitama Prefecture.
We aim to practice locally rooted sericulture for raw silk, insect food, cosmetics, Chichibu Meisen, and Chichibu Futori (silk fabric in Chichibu).


秩父市 影森養蚕所 
久米悠平(Yuhei KUME)

高校時代に養蚕を学び、大学卒業後秩父市内にて明治時代から続く家業の養蚕に従事。養蚕農家の5代目として養蚕の存続に努めている。また、稚蚕から育てる秩父市唯一の養蚕農家。影森にはかつて多いときで100戸の養蚕農家がいたが今は1戸のみ。
大日本蚕糸会シルクレポート2024年4月号に執筆させて頂きました(6.7ページ)

The fifth-generation sericulture farmer, who learned about sericulture in high school, and after graduating from university, engaged in the family business of sericulture in Chichibu City.
His family business, sericulture, has been carried out since the Meiji period, from around 150 years ago.
Now, he is the only sericulture farmer in Chichibu City who grows young silkworms with mulberry leaves. There used to be 100 sericulture farmers in Kagemori, but now there is only one.


小澤茉莉(Mari KOZAWA)

東京工業大学環境・社会理工学院 博士後期課程
文化人類学の視点から近代日本の蚕糸業における科学技術の歴史と生産者の労働意識・信仰心の関連性を調査中。
https://researchmap.jp/marikozawa


She is a doctoral student of Tokyo Institute of Technology, researching the history of science and technology in modern Japan's silk industry and producers' work consciousness and religious beliefs in the field of cultural anthropology.

養蚕体験してみませんか?

影森養蚕所見学・体験ツアー(今シーズンの体験・見学は終了しました)

Kagemori Sericulture Farm Tour will start from spring 2024. If you would like to participate in our tour, please contact us by email: kagemori.yousan@gmail.com


施設見学(時間:約60分)
(秩父地域の養蚕の歴史を代表からお伝えします。その後は施設内の桑畑見学、回転まぶし作り、繭毛羽取機体験など)

Facility tour (approximately 60 minutes):

- Demonstrate sericulture and explaln the history of sericulture and silk in Chichibu
- Tour the mulberry fields
- Make sericulture tools
- Experience harvesting cocoons, etc.

*The content of the experience varies depending on the time of visit.


持ち物・服装:通常の服装でかまいません。


回転まぶし作りの様子

体験プログラム(時間:約60分)時期のより異なります。
(桑摘み、桑やり、繭毛羽取機、お蚕上げ体験など)
持ち物・服装:作業ができる服装、ご用意できれば長靴・帽子・軍手など



繭毛羽取機体験の様子


お蚕様の成長について

2齢(3.5日)のお蚕食事中。小さい体で一生懸命、桑の葉をかじっています。

お蚕様の年齢の呼び方について
ふ化後のすぐの稚蚕は1齢と言います。
2齢(3.5日)→3齢(4.5日)
→4齢(6日)→5齢(9日)

4回の脱皮を繰り返して大きくなります。


ふ化から数えて約30日で繭を作り始めます。

貴重な繭を作っている映像です。

1つの繭から約1500mの糸が取れます。



※お子さんの自由研究や学習教材としての観察・見学もご相談ください。






※約1時間の見学・体験プログラムとなっております。
(1日2組くらい 1組 1~4名程度)

今シーズンの見学・体験は終了しました
※参加費:お一人1,000円~(当日現金でお願いします)
※養蚕・シルク・秩父銘仙等の詳しい説明や団体の方、研修等の場合は別途追加料金がかかる場合もございます。ご相談ください。
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※旅行・ツアー会社、団体の方は要相談

・各種、講義・講演のご依頼もご相談ください。
※幼保園、小学校、中学校、高校、大学など
 学校の先生方からのお問い合わせも増えております。
※公共、民間施設、イベント等でも講演もお気軽にご相談ください。


(2024年1月横瀬小学校での講義)
※真剣な眼差しありがとうございました。 


日本農業新聞に秩父養蚕リスタートプロジェクトを掲載いただきました。
元養蚕農家さん、古民家などに眠っている養蚕道具を集めています。
次世代に養蚕を繋ぎたい・・・情報をお待ちしております。


(2024年2月11日) フードディレクターの野村友里さんがナビゲーターのJ-WAVE『SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE』に出演させて頂きました。ありがとうございました。 


秩父移住センター様に取材をして頂きました。素晴らしい写真・動画となっております。ぜひご覧ください。

影森養蚕所へ
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※各メディア・取材依頼等もご連絡ください。


※秩父地域に移住して養蚕・農業等を検討されている方も増えています。
秩父地域おもてなし観光公社YouTube番組  
伝統的工芸品である「秩父銘仙」は、なぜ生まれたのか?秩父盆地の風土や歴史、絹の誕生から現在までを紐解く特別番組。代表の久米悠平が出演させて頂きました。

デザイナーのREINA IBUKA様がBSテレビ東京の『ファッション通信』に出演されました。影森養蚕所も一部出演させて頂きました。ありがとうございました

秩父市 移住相談センター様に取材して頂きました。『 暮らす秩父 TURN 』ぜひ自然豊かな秩父地域に移住してみてはいかがでしょうか?


秩父郡の小鹿野町で活動されている村岡友憲氏の創作舞台「天ノ虫」(内田家住宅 国指定重要文化財)の 告知動画を影森養蚕所で撮影して頂きました。(大道芸ユニット 墨鹿屋
パフォーマー村岡友憲さんのInstagramはこちらから